読書における3つのフェイク ②「多読」の嘘 メンタリストDaiGo −『知識を操る超読書術』より
今日は前回の続きで、読書におけるフェイク2つ目、「多読」の嘘。
知識を増やすには「多読」をしましょう。なんて言葉をよく聞いたことがあると思います。
しかし、知識があまり豊富ではない時期には、「本を大量に読む必要はない」のです。
読書の土台ができていない状態でたくさんの本を読もうとしても、知識は頭に入りません。
そして、多読をする前にやるべきことがあります。
それは「準備」です。
読書をするにあたって、1番大事なのが「準備」なのです。
このステップを踏んでいない人は、いくら本を読んでも知識はすり抜けていきます。
逆に「準備」をしっかりすれば、欲しい知識が明確になり、知識が頭に入ってくるようになります。
多読をしなければいけないというマインドをまず捨てましょう。
しかし、知識の土台が出来ている場合、多読にもメリットがあります。
同じジャンルの本を読んでいると、「行き止まり」にぶつかります。
そうなった時、ほかのジャンルの本をたくさん読んでみる、要は多読してみると、そこから新しい情報を手に入れ、それを既存の知識と組み合わせて、「新しいアイデア」が浮かんできたりします。
なので、「知識の土台が出来た時」が、「多読の準備が整った状態」といっていいでしょう。
まとめると、最初のうちは多読はせず、
一冊の本からいかに知識を仕入れるかを考える。
土台が出来てきたらジャンルを変えて、幅を広げる。
多読についてはこんな感じです。
今日はここまで。明日は3つ目のフェイク「選書」の嘘について書きます!!
ありがとうございました!!!!!